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Q&A
 「建築家」の持つイメージは、最近少し変わってきたように思います。一昔前までは、建築家=芸術家。家=作品。とても一般人は建築家に仕事を依頼するのは、敷居が高い気がしたと思います。今は、リフォーム、リメイク、リノベーション、新築などのテレビ番組で、多くの建築家が活躍されて、とても身近な存在になってきました。とても良い事だと思います。もっともっと疑問を投げかけてください。私なりの考えでお答えします。
Q: 建築家に家を頼むと、こちらの意見をちゃんと聞き入れてもらえるの?

A: 建築家は、アーティストではありません、作品とは言われますが、あくまでもお金を出してそこで暮らすのは、お施主さんです。ですから、はっきり要望を伝えることが大切です。極端な話で言うと、住まわれる家族にお会いして、家族の雰囲気、話のやり取り、それぞれの意見と、敷地の条件だけでイメージが湧くと言ってもいいかも知れません。

Q: 建築の事はよくわかりません、打ち合わせのときはどんなことを話したらいいの?
A: ほとんどの方が、初めての方です。知らなくて当たり前と思っています。だから、「こんな家に住みたいです!」漠然としたイメージでいいと思います。ですから、家族でよく話し合ってください。
Q: 建築家の選び方は?
A: 竣工まで約一年と考えてください、竣工してからもずっと住んでいる間はお付き合いするわけですから、最初は、打ち合わせの時楽しいかどうか。次に、気が合うかどうか。それから、信頼できるかどうか、それより先に、その建築家の作品が好きかどうかかな!
Q: 狭小地、変形地、斜面地などでも、良い家はたちますか?

A: もちろん!!それが建築家の仕事です。ある大御所の建築家が、「最近の仕事は、スケールも大きいし、どんな事も出来るし、それなりに満足しているけれど、ワクワクしないし刺激がない。」と言いました。これはどういう事かわかりますか? いろいろな条件が重なれば重なるほど、面白いものが出来るし、難問が解けたときは気持ちかいいでしょう。

Q: 設計料はいくらぐらいですか?

A: この質問は良く聞かれることですが、一般的に施工費の10%〜15%と言われます。私の場合、たとえば、同じ大きさ、同じ設計の家が2軒あるとします。Aは、1億円の最高級の建材、設備住宅。Bは、1000万円の、徹底的にコストを抑えた、ローコスト住宅。とします。Aから1000〜1500万円もらおうとは思いません。しかし、Bからは、100〜150万円ということになります。約一年間、設計と設計管理にかかる費用は、1億円も1000万円も同じだけ掛かるわけです。逆にローコストの方が、いろんな知恵や手間が掛かることもあります。ですから、ローコストの場合はコストを抑える努力は惜しみませんが、設計料が10〜15%ではまかなえない場合は、+αしてもらっています。